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立体映像を組み合わせた新しい3DプリンタMiragePrinter

慶應義塾大学のプレスリリース2016年 08月 01日

今回、私どもの開発した新しい3DプリンタMiragePrinterを、
海外の学会(SIGGRAPH2016)で正式発表いたしました。

■タイトル:立体映像を組み合わせた、新しい3Dプリンター MiragePrinter

■動画:https://www.youtube.com/watch?v=zuEHdAGEybU

■要約:MiragePrinterは、立体映像を組み合わせた新しい3Dプリンターです。3Dプリンタの中に立体映像ディスプレイを配置することで、プリンタの中で設計(モデリング)ができます。完成形をプリンタの中でみることできます。立体映像と造形物は実寸大なので、既製品をプリンタの中に入れて、見比べながら設計したり(本物のペンを置いてペンスタンドを設計)、既成品の上に直接プリントすることができます。またプリント途中に、造形を止めて、設計をし直すことで、途中で形をかえることができます。

■特徴・詳細:
MiragePrinterは、実空間に映像を重畳するAugmented Reality技術を組み合わせた新しい新しい3Dプリンターです。

通常の3Dプリンタ等を用いた造形プロセスでは、画面で設計を固めてから3Dプリンタで造形を行う必要がありました。本システムの革新的な点として、ユーザはモデルとなる空中像と既成品などの実物体を見比べながら、実寸大で直感的にモデリングすることができます。また既成品の上に新たな形状をモデリングして追加したり、造形途中でモデルを修正するなど、設計と造形を密に行き来する新たなプロセスを可能にしました。

システムは、3Dプリンタ、空中像ディスプレイから構成され、プリンタ内の造形ステージの上で造形物の周りにモデルとなる空中像を投影します。さらに仮想モデルと実物体の位置の整合性を高めるために、カメラを用いて顔の位置に応じて仮想モデルの見え方を変えたり、造形ステージを回転し造形物とモデルの角度を一致させる機能があります。

本技術は、昨今注目されている3Dプリンタなどのデジタルファブリケーションを、インタラクションデザインの観点からより直接的な情報提示や操作で支えるために考案されました。既存の実物体の上に直接造形したり、設計をプリントの途中で変更できたりなど、これまでには無いプロセスでの造形も実現できます。将来的には、ジェスチャ入力などより直感的な操作方法を付加したり、ミリングマシンなど他の造形ツールの上でも同様の考え方でインタラクティブな造形環境の構築が期待されます。また本技術は、SIGGRAPH 2016 Studioに採択されるなど、国際的な評価を得ています。

■写真素材:
https://drive.google.com/folderview?id=0BwAqsy3xxzXLR1ZIanF5VGVvUXM&usp=sharing

■大学情報:慶應義塾大学 環境情報学部 筧康明研究室
〒252-0882 神奈川県藤沢市遠藤5322 慶應義塾大学 SFC 筧 康明研究室(オミクロン館505号室)
http://www.xlab.sfc.keio.ac.jp/

■開発者:山岡潤一、筧康明

■問い合わせ先:
担当 山岡 yamajun[at]sfc.keio.ac.jp

ジャンル
商品・サービス
業界
IT・通信[エンタープライズ]
掲載日
2016年 08月 01日
タグ
テクノロジー 3Dプリンタ 立体映像

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