無料プレスリリース配信なら、プレスリリースゼロ

抗日戦争の真実に迫った長編小説『己卯年雨雪』、翻訳出版決定!

日本僑報社のプレスリリース2019年 04月 23日

抗日戦争の真実に迫った長編小説『己卯年雨雪』、翻訳出版決定!

【日本僑報社発】富士山出版社はこのほど、中国の著名作家、熊育群氏が抗日戦争をテーマに描き、ベストセラーとなった長編小説『己卯年雨雪』(原題)の日本語版を刊行することを決定した。

発行元は富士山出版社、発売元は日本僑報社となる。

作品は、中国の抗日戦争期における湖南省長沙市での戦いと「営田惨殺事件」(1939年)を背景に、主人公・祝奕典夫婦と、つきあいのあった日本兵・武田の夫婦の双方の視点から抗日戦争の真実に迫った異色の戦争小説。

登場人物の対話形式をとりながら中日双方の視点から物語を展開し、民族や文化の違いから生じる衝突や矛盾、戦争がもたらした不幸、そして捕虜となった日本女性・千鶴子の深い反省の思いなどが丁寧かつリアルに描かれている。

作者の熊育群氏は、広東省広州での本書鑑賞会の席上、インタビューに答え、「過去の戦争の影は未だに残っており、今ある平和は簡単に手に入るものではない。現代人には平和を愛する、善良な人の心を探求してほしいし、それを守り続けてほしい」(人民網日本語版)などと語っている。

■『己卯年雨雪』(原題)
熊育群著、花城出版社(原書)http://urx2.nu/YwC2

■人民網日本語版に掲載された関連記事
http://j.people.com.cn/n3/2016/0824/c94473-9104916.html

20日、広州南国書香節で抗日戦争を題材とした長編小説「己卯年雨雪」の鑑賞会が開催された。同作品の作者で、広東省出身の有名作家・熊育群さんは、「今ある平和は簡単に手に入るようなものではない。現代人には平和を愛する、善良な人間の心を探求し、守り続けてほしい」と述べた。中国新聞網が伝えた。

同作品は湖南省長沙市での戦いと「営田惨殺事件」を背景とし、当時の抗日戦争の歴史を忠実に描いている。これまで書かれてきた戦争小説とは異なり、同作品では中日両方の視点からストーリーを展開し、中日両国の人物の対話形式となっている。中日両国の民族の文化、心理、美学の面においての衝突や矛盾、その内側にある複雑な事情を描いている。

同作品をアレンジしたモダンダンスが鑑賞会のオープニングに披露された。日本の作家の元山里子さんは鑑賞会で中国語と日本語の両方を用い、八路軍兵士だった日本人の山辺悠喜子さんからもらった手紙を朗読した。手紙には、山辺さんが抗日戦争中に中国の東北部で生活したことや、彼女がかつて中国の八路軍の兵士として抗日戦争に参加したことがつづられている。また、手紙の中で山辺さんは、「己卯年雨雪」を読んで心が激しく動かされ、同作品によって大切な記憶が思い起こされ、同作品に書かれていた内容が彼女の心に強く響いたと語っている。

熊さんは現地での調査や構想を重ね、丸14年かけて同作品を執筆した。熊さんは、「小説を書くときは常に真実を追究しており、細かい部分まで取材・調査した内容や資料をもとに書いている。どんな細かい部分においても作り話ではなく、真実に基づいて描いている。だからこそ、中日両国の読者が私の作品を受け入れてくれるのだ」と語った。

同作品を出版した花城出版社は、「中国の伝統文化の精神力を人類と戦争を救う文明の力にしたのは熊さんが初めてで、抗日戦争の勝利を中国文明の勝利に昇華させ、中国伝統文化、精神、人道主義の融合によって、平和や人間性を描いた力あふれる作品が生まれたのだ」としている。

熊さんは輝きある人間の心をずっと探求している。熊さんは、「『己卯年雨雪』の中で多くの戦争における、たくさんの反人道的・反文明的な残虐行為を描き、執筆している中で人間の心に絶望を抱いたこともあった。60年以上にわたる平和は私たちの心を麻痺させ、平和であることが当たり前であるかのように思ってしまうが、実際には世界ではまだ戦争が消えてない」とし、「過去の戦争の影は未だに残っており、今ある平和は簡単に手に入るようなものではない。現代人には平和を愛する、善良な人間の心を探求し、守り続けてほしい」と語った。(編集YK)

「人民網日本語版」2016年8月24日

ジャンル
商品・サービス
業界
出版・アート・カルチャー
掲載日
2019年 04月 23日
タグ
日本語版 日本僑報社 富士山出版社 熊育群

月別掲載数

お知らせ