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日中翻訳学院10周年イペント第4弾「日中中日翻訳フォ一ラム」、盛大に開かれる

日本僑報社のプレスリリース2018年 11月 14日

日中翻訳学院10周年イペント第4弾「日中中日翻訳フォ一ラム」、盛大に開かれる

今年は日中平和友好条約締結40周年並びに、日本僑報社·日中翻訳学院創立10周年の記念の年です。その記念イベントの第4弾となる「日中中日翻訳フォ一ム」が11月11日(日)午後、東京・板橋区の大東文化会館で盛大に開かれました。

来賓として、駐日中国大使館教育処の陳会林二等書記官と候書会二等書記官、大東文化大学の門脇廣文学長、日中翻訳学院の武吉次朗前院長、NPO法人北京外国語大学東京事務所の鈴木輝康理事、日中友好協会埼玉支部の平松辰夫副支部長が出席、それぞれ挨拶をされました。

続いて、大東文化大学の鈴木康之名誉教授が「『はこにわ』の構造と分析」をテーマに講演。鈴木名誉教授は、昔の小学校1年生用教材で、わずか5つの文からなりたつ作品「はこにわ」を取り上げ、たとえそれが短い文章であっても「単に表面的・形式的な字面を追うだけではなく、文章に内在するヒューマンな思いをよみとる」こと、「本当の意味での『話』を理解するためには、『コトバによる描写・表現』そのものも理解」することの重要性を説かれました。

また、日中翻訳協会の高橋弥守彦会長(日中翻訳学院院長)は「小説に見られる中日両言語の特徴」をテーマに講演されました。高橋会長は多くの短編小説や絵本の一節を提示しながら、言語形体が異なるがゆえに「世代言葉や役柄言葉の発達の仕方」が異なる中国語と日本語の特徴などについて詳しく解説。

その上で「これらの特徴を押さえて、リズム感のある自然な言語で翻訳し、訳文を読んでいる読者に翻訳とは思わせないような、日本語で表現できれば、翻訳が成功したといえる」などと翻訳の奥義について解き明かされました。

参加者たちは熱心に耳を傾け、講演後には多くの質問が飛び交うなど、言語表現や翻訳への関心の高さがうかがわれました。

私(報告者)が印象に残ったのは、多くの著書がある翻訳家で、翻訳学院前院長の武吉次朗先生が取り上げられた三つの「お」です。「翻訳は、おもしろい。翻訳は、恐ろしい。翻訳は、奥が深い」(『日中中日翻訳必携』より)。翻訳というのは、自分の国の歴史や事情だけではなく、相手の国の歴史や事情も勉強し、相互に理解し合わなければなりません。そしてそれは生涯学習でもあると思いました。

イベントでは、今期より翻訳学院の学院長に就任された高橋弥守彦先生に、就任状が渡されました。その後「武吉塾」10回以上の受講者に表彰状が授与され、会場からは大きな拍手が送られました。

また、日本僑報社の段躍中編集長が「翻訳学院10年の歩み」を報告されました。日本僑報社は2008年9月に、北京オリンピックを支援する勉強会を母体に、日中の文化交流・出版交流を促進するため、日中翻訳学院を設立。以来「忠実に、なめらかに、美しく」(中国語で「信・達・雅」)を翻訳の目標として、受講者たちが研鑽を積んできたといいます。

今回のフォーラムでは、これまでに受講生たちが手がけてきた翻訳書籍が一堂に展示されました。会場では、多くの翻訳関係者や日中文化に関心のある参加者たちが、それらの作品を手に取りながら「翻訳のノウハウを学ぶことができ、とても参考になる」などと感想を述べていました。 (報告・林燕禎さん)

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出版・アート・カルチャー
掲載日
2018年 11月 14日
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