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循環型リサイクル処理を効率化

㈱イープランのプレスリリース2018年 01月 24日

物流・倉庫業を展開する㈱ロジテム(福山市引野町北1-18-17、垣本明孝社長、電084-941-7777)のグループ企業である㈱イープラン(本社同、垣本明孝社長、電084-940-6333)はこのほど、高圧・蒸気処理機EXプラント=写真は小型のデモ機=を本格的に売り出した。微生物分解とは違う廃棄物処理をコンパクトに構築しており、循環型リサイクル処理を効率的に実現させるとして国内外から注目を集めている。230℃以下、26気圧という高温・高圧の水蒸気(亜臨界水)で加水分解処理を行う仕組み。圧力容器内で廃棄物中の短波右室などの有機物がアミノ酸にまで分解される。これにより、あらゆる有機性廃棄物が有益な資源に生まれ変わるという。
こういった加水分解原理は、数十年前から研究されており、様々なプラントも作られてきたが、同社がこのほど開発したEXプラントは、圧力容器が高圧にも耐えられる球体でできており、素材も腐食しにくいステンレスを採用している。また、上部ハッチから廃棄物を投入して下部ドレンから排出する簡単な仕組みに仕上げているが、その機能を十全に発揮できるよう内部構造の撹拌用ブレードなどに独自の研究成果が使われている。こうした仕組みについては今年、1月11日に特許が承認された。
これにより、水産・畜産・農業などタンパク質系の多い有機性廃棄物は堆肥や液肥に生まれ変わり、紙やプラスチック、ビニール系医療廃棄物など炭素系の多いごみも無害化されて高カロリー燃料にすることができる。実際に昨年1年間、熊本地方の農家で試作機を使用し、堆肥などをつくり続けた結果、農作物の品質や収量、糖度に向上が見られたという。
特に鶏糞などは大量(13年度の採卵鶏の飼育羽数=3億羽、鶏糞量=600万t)に廃棄され、一部が肥料に使われているが、そもそも臭気が強く、また病原菌の影響も受けやすい。同システムで処理すると、臭気はなくなり、病原菌も死滅する。生成物はそのまま肥料として使用できるほか、バイオマス発電の燃料として加工もできる。豚糞や牛糞、食品残渣なども同様に加工することができる。
今後の課題となる、PCB・ダイオキシン等有害物質の処理については、技術的には発生を抑えることが可能な段階まで来ているという。これらがクリアになれば、あらうるごみをプラントで処理し、ごみの完全資源化が完成する。
同社では1~5㎥まで5つの形式を用意している。標準機としては3㎥型を勧めており、10㎡、高さ8m程度のスペースで建設できる。40分~1時間程度で3㎥のごみを処理することが可能で、燃料や電力、水道などのランニングコストは1時間あたり4千円程度。本体価格は1億2千万円。

ジャンル
商品・サービス
業界
素材・化学・エネルギー・運輸
掲載日
2018年 01月 24日
タグ
環境 リサイクル 堆肥 処理 鶏糞

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