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現役の上海総領事が解き明かす『対中外交の蹉跌―戦前期上海と日本人外交官』が刊行決定

日本僑報社のプレスリリース2017年 04月 12日

現役の上海総領事が解き明かす『対中外交の蹉跌―戦前期上海と日本人外交官』が刊行決定

【日本僑報社発】日本僑報社はこのほど、現役上海総領事が戦前の対中外交を解き明かす『対中外交の蹉跌―戦前期上海と日本人外交官』を9月に刊行することを決定した。

著者は、日本の外交官として中国、米国、マレーシア、ベルギーなど各国・地域にわたる在外公館に勤務したのち、2015年から上海総領事を務める片山和之(かたやま・かずゆき,写真by段躍中)氏。

20世紀初頭、列強の仲間入りを果たした日本では、近代化に立ち後れ、抗日・排日運動が激化する中国への「侮蔑」と「膺懲」意識が結局大勢を占めた。中国で起こりつつあった民族統一と植民地打倒の大きな歴史の流れを見誤り、両国の「協調」ではなく「対決」の道を選択してしまった。そして、先人が明治の開国以降営々として築き上げてきた蓄積を崩壊させ、近代日本外交にとって致命的となる国策の誤りを犯してしまったのである。

本書は、現役の外交官である著者が、近代日本の対中外交の玄関口――戦前期の上海にいた主要な日本人外交官の行動を振り返り、当時の対中外交の性格と限界をつぶさに解き明かした渾身の作。

彼ら文官エリートはなぜ、日中関係を外交的にマネージできなかったか? なぜ、武官エリートである高級軍人(特に陸軍)の大陸での暴走を止められなかったか? なぜ、日本の進路を正しく導くことに失敗したのか?

さらには現代の日本及び日本人は、隣国である大国中国をいかに認識し、日中関係をいかに構築すべきか? 中国との適切な距離感の取り方とは?

日中国交正常化45周年にあたり、かつての日本人外交官の足跡をたどりつつ、新たな日中関係のあり方を考えようとする、対中認識における“温故知新”の必読書である。

■『対中外交の蹉跌―戦前期上海と日本人外交官』 片山和之著、日本僑報社2017年9月刊行予定

■著者紹介 片山和之(かたやま・かずゆき)1960年、広島県福山市生まれ。1983年、京都大学法学部を卒業し、外務省入省。香港中文大学、北京語言学院(現北京語言大学)、北京大学、スタンフォード大学に留学し、1987年、ハーバード大学大学院修士号取得(MA 地域研究)、2011年、マラヤ大学大学院博士号取得(PhD 国際関係論)。

外務省アジア局中国課首席事務官、内閣官房副長官(事務)秘書官(橋本内閣)、在中国日本国大使館一等書記官、在米国日本国大使館参事官、外務省経済局国際エネルギー課長、大臣官房広報文化交流部文化交流課長、在マレーシア日本国大使館公使(次席)、在中国日本国大使館公使(経済部長)、在ベルギー日本国大使館公使(次席)、2013年、在デトロイト日本国総領事、2015年、在上海日本国総領事。

著書に「ワシントンから眺めた中国」(東京図書出版会 2003)、「CHINA’S RISE AND JAPAN’S MALAYSIA POLICY」(University of Malaya Press 2013)。日本国際政治学会会員。

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出版・アート・カルチャー
掲載日
2017年 04月 12日
タグ
日本僑報社 片山和之 対中外交

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